※ビチェリンは2021年1月末に閉店しました。
2022年6月に「Cafe des Arts(カフェ・デ・アーツ)」がオープンしています。
1763年創業のイタリア・トリノ最古カフェ「Bicerin Metropolitan Theatre(ビチェリン メトロポリタン シアター)」。
東京芸術劇場2階のイタリアンレストラン「アル テアトロ」の隣にあります。
戯曲家プッチーニ、哲学者ニーチェ、文豪ヘミングウェイが愛した幻のチョコレートドリンク「ビチェリン」が有名です。
ヘミングウェイの「世界で残すべき100の物」に選ばれているとか。
幻なんて言われると、気になって飲まずにはいられません(笑)
というわけで、行ってきました!
ビチェリンはカフェ以外に食事系メニューもあり
店内は厳かでクラシカルな雰囲気。日曜日の12時過ぎに行ったのですが、空席が多くすぐに案内されました。
カフェなので、ランチタイムに特別混むようなことは少ないのかもしれません。とても静かで落ち着ける雰囲気のお店ですよ。
ランチメニューはありませんがブランチのセットメニュー2,200円(税込)があります。
- サンドイッチ or ラザニア
- サラダ or ミネストローネ
- 本日のドルチェ2種
- セットドリンク
※セットドリンクは以下より選択
エスプレッソ、カフェアメリカ―ノ、アイスコーヒー、紅茶、アイスティー、カプチーノ
カフェだけあって、ケーキの品揃えはとっても豊富。ショーケースに並ぶケーキはどれもおいしそうでした。
ケーキ・ドルチェ系以外の食事単品メニューは、パニーノが4種類、ラザニア1種類です。価格はどれも1,361円(税込)
料金プラスで、セットサラダやセットスープ、セットチョコをつけることができます。セットチョコというところが、ビチェリンらしいですね。
幻のチョコレートドリンク ビチェリン
パニーノ「ロースハム・モッツァレラチーズ」と「ビチェリン」を注文。ビチェリンのお値段は980円(税込)でした。
ビチェリン はエスプレッソ、チョコレート、生クリームの三層になっていて、「最初は混ぜずに飲んでください」と飲み方の説明を受けます。
冷たいふわふわの生クリームと、温かいチョコドリンク。口の中でミックスされる不思議な食感が面白かったです。
カカオのほんのりした苦みを感じつつ、甘みもしっかりある濃厚な味わいのチョコレートドリンクでした。
混ぜながら飲むと、繊細な味の変化が楽しめますよ。幻のチョコレートドリンクのビチェリン、一度飲んでみたかったので味わうことができて満足です。
パニーニも、ロースハムとモッツァレラチーズがボリュームたっぷりで、とてもおいしかったです。
表面がカリカリのおいしいパンに挟まれたモッツァレラチーズが、よく伸びること。もっちもちのチーズが最高でした。